【今帰仁】6日夕に名護市で開かれる「第5回北部地区トゥバラーマ大会」に、村与那嶺在住の金城安夫さん(68)と月(つき)君(小5)親子が挑戦する。男女のペアが多い中で、男同士のエントリーは珍しく、2人とも上位入賞を目指し練習に励んでいる。

トゥバラーマでは珍しい男同士のペアで大会に出場する金城安夫さん、月君親子=今帰仁村与那嶺

 安夫さんは高校生のときから歌三線をたしなみ、大阪へ就職した後も趣味として続け、教師免許を取るまでに上達した。

 月君は、兼次小学校の学芸会でカンカラ三線をひいたのがきっかけで、兄の海君(小6)、近所の友達と一緒に安夫さんから三線と島唄を習うようになった。

 夏休みで練習時間もあることから、親子でトゥバラーマ大会に出場しよう、と一念発起。当初は月君も三線と歌にチャレンジする予定だったが、さすがに難易度が高いため今回はヘーシ(合いの手)だけを担当。安夫さんとの練習では「ツンダラーサーヨー、ツンダーラーサー」と、伸びのある声に磨きをかけている。

 安夫さんはトゥバラーマの魅力について「目をつぶって歌うと情景が思い浮かび、つい感情が入ってしまう。八重山の民謡の中でも大好きな歌の一つ」と話し、稽古に余念がない。

 「北部地区トゥバラーマ大会」は主催・北部八重山郷友会、共催・沖縄タイムス社。6日午後6時開場、場所は名護市21世紀の森野外ステージ(雨天時は名護市民会館中ホール)。