【名護】例年なら1月から2月ごろにピンクの花を咲かせるヒカンザクラが、市三原区から安部区に向けた国道に植えられた木の1本で開花しているのを8月24日、確認した。往来するドライバーも珍しがっている。

1本だけ開花した季節外れのサクラの木=8月24日、名護市三原

 三原区老人会が約20年前、国道沿いに植樹した50本の中の1本につぼみがつき、この日は三分咲きだった。安部区の宮里武市区長は「今どきサクラが咲くなんて。サガリバナも、ことし二度咲きしている。異常気象のせいかな」と不思議そう。

 三原区や大川の山では、初夏のころに咲くイジュが二分咲き。三原区の山城義和さん(60)は「天気が変だと思う。9月に近づく時季にイジュが咲くとは」と話した。

 市文化財保存調査委員長の岸本林さん(59)は「台風の影響が考えられるが、なぜ1本だけ?」と首をかしげた。(玉城学通信員)