沖縄総合事務局農林水産部が8月26日発表した県内2013年産パイナップルの収穫面積は前年比5%減の311ヘクタールで、復帰後最低だった12年の326ヘクタールを下回り過去最低を更新した。一方、台風襲来がなかったことから10アールあたりの収量は10%増の2120キロ、収穫量は5%増の6590トン、出荷量は6%増の6410トンと伸長した。

 地域別でみると、収穫面積は沖縄本島203ヘクタール(6%減)、八重山106ヘクタール(1%減)。収量は本島1920キログラム(19%増)、八重山2510キログラム(1%減)。収穫量が本島3900トン(11%増)、八重山2660トン(2%減)。

 八重山の約95%(2400トン)は生食向けだったのに対し、本島は生食(49%、1880トン)と加工(51%、1960トン)が半々だった。

 同事務局は面積の減少について「生産農家の高齢化で離農や規模縮小があったことが要因」と分析。収穫・出荷量の増加は「10アール当たり収量が1割上がり、面積の減少分を補った」と説明している。

 12年産は本島を襲った台風被害で収穫量が復帰後最低となったが、13年産は比較的天候に恵まれ、プラスに転じた。