誰にしようか、どうやって決めようか。いつも、ぎりぎりまで悩んでしまう。数ある選挙の中で、有権者としては市町村議員選挙の投票の決断が一番難しいと感じる

▼7日は24市町村の議員選挙の投票日。あと3日あるが、誰にするか決めあぐねている方もおられよう

▼人柄をよく知った人、主張に共鳴できる部分が多い人、知人が推薦した人。「この人でもいいな」とは思っても「ぜひこの人」と決めるのは難しい。逆に、「こんな人には投票したくない」と思うことはある

▼沖縄市内は場所によっては、告示前から道路沿いに、候補者名入り違法のぼりが立ち並んだ。候補者名だけが書かれた張り紙もある。呪文か何かに見えたらしく、小学生が「なに、これ?」と気味悪がっていた。議員になろうとする人たちがルールを守れないとは。政策論争以前の問題で非常に残念だ

▼「投票に行かない」と言う若者が少なくない。候補者への信頼感が持てないからか、議員選挙で何かが変わる実感が乏しいからか

▼議会の大きな役割は、住民の意見をすくい上げ、行政をチェックすること。民意を反映させるには議論の時間が必要だ。早急な変化や目の前のことだけにとらわれず、聞く耳をもった人を見極めて一票を投じたい。大きな時流の中で、主権者として意思表示し続ける礎として。(安里真己)