米軍普天間飛行場の返還に伴う新基地建設の海上作業が進む名護市辺野古沖で、海上保安庁は3日午前、工事区域を示すフロート(浮具)の外側にあるオイルフェンス内でカヌーに乗って抗議行動をしていた市民ら3人を一時拘束した。別の男性1人がスパット台船に上ろうとカヌーでフロート内側に入り、台船の柱までよじ登った。

カヌーで台船に接近、柱によじ登る市民=3日午前11時20分ごろ、名護市のキャンプ・シュワブ沖(琉球放送提供)

 市民らは拘束に「フロートの外側なのになぜ拘束するんだ」と抗議。海保職員は「安全確保のため」と説明し、約30分後に市民らを解放。男性が台船の柱によじ登った際、その場に海保職員はいなかったという。

 一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前にはこの日も県内外から200人近くが集結。「沖縄を返せ」「暮らしを守ろう」などとシュプレヒコールを上げて、新基地建設反対を訴えた。