【読谷】読谷村観光協会が8月から、歩きながら村民の生活に根ざした歴史や文化などがわかる観光ツアー「よみたん むら巡い」を始めた。ツアーは座喜味城跡周辺の城下町を歩くコースと喜名番所や昔からある商店などを巡るコース、都屋漁港の新鮮な魚を食べながら現代の生活を学ぶ3コースを設定。各コースには講習を受けた地域住民の観光ガイドが付き、丁寧な解説をする。

戦前の生活のようすを伝える観光ガイド=読谷村座喜味

 8月26日には神奈川県から観光に訪れた武澤宏亮さん(37)家族を案内。約1時間半、座喜味コースを歩き古民家やガーなどを巡った。最後は地域の食堂でぜんざいを食べて読谷を満喫した。

 武澤さんは「これまでは観光名所ばかりに行っていたので新鮮。地域の人と交流でき、生活について詳しく聞けたこともよかった」と満足そうに話した。

 初めてガイドをした藤川学さん(49)=村波平=は「地域を学ぶことでより親しみがわいた」と笑顔。妻の光代さん(42)は「先祖崇拝など沖縄に伝わる文化を伝えることができてよかった」と喜んだ。

 同協会事務局の宇根江里子さんは「地域を歩くことで、新たな発見がある。観光客だけでなく、県民にも参加してほしい」と呼び掛けた。

 ツアーは予約制で、午前10時開始と午後2時開始から選べる。参加費は一人1500円。問い合わせは同協会、電話098(958)6494。