海上自衛隊沖縄基地隊(うるま市)所属の掃海艇「くろしま」の男性乗組員が上司から顔を殴られるなどの暴行を受けたとして、男性の家族が5月、管轄の佐世保地方総監部(長崎県佐世保市)へ調査を求めていたことが4日、分かった。海自警務隊が事実関係を調べている。

 総監部は本紙の取材に「調査が終わり次第、公表する。上司の処分を検討している」との認識を示した。男性の出身や年齢、家族が調査を求めた内容について「警務隊が調査中で答えられない」としている。

 防衛省関係者によると、男性の母親が「息子が顔面を殴られた」と総監部に訴えた。現在、上司と男性は別々の部署で勤務しているという。

 海自では昨年10~12月、護衛艦に勤務する隊員が上司からいじめを受け自殺し、暴行と器物損壊の疑いで1等海曹(42)が9月2日に書類送検された。