【石垣】手作りいかだで川を下る宮良小学校(桃原修校長)の「われら探検隊・川下り」が5日、宮良川であり、6年生20人が保護者らと約2・8キロ下流のムニンヤーの浜を目指した。1980年から続く伝統で今年37回目。マングローブが生い茂る自然豊かな川の動植物を観察しながらゴール、充実の笑みを見せた。

手作りのいかだに乗り込み、手作りエークで川を下る宮良小学校の6年生ら=石垣市・宮良川

 自然とのふれあいを通したチームワークの育成などを目的に毎年開催。川下りの対象は全6年生で、数日前にドラム缶や電柱、ベニヤ板などで保護者らと作ったいかだに乗り込んだ。午前9時ごろ宮良橋を通過した際は橋の上から下級生や保護者、地域住民らが歓声を上げて出迎えた。

 あこがれの川下りに参加できたと喜ぶ6年生の前花唯君(11)は「けっこう難しかったけど学ぶことがいっぱい。下級生たちにも環境学習や伝統をしっかり継いでほしい」と笑顔。

 1回目の時のPTA会長で児童らを見守っていた大久勝義さん(82)は「伝統として続くのが大変うれしい。子どもたちにとって最高の思い出です」と目を細めた。