【国頭】化粧品製造・販売のあーびゃーんもーゆ琉球月桃(国頭村、田島勝代表)は、国頭村内の有機JAS認定の自社農場で栽培したツバキを活用したスキンケアブランド「カメリアオーガニック」を開発した。オイルとローションを沖縄の産業まつり初日の10月24日から国内外で売り出し、年間で各5千本、2千万円の売り上げを目指す。

オーガニックカメリアスキンローション(左)とオーガニックカメリアオイル

「100年続く産業になってほしい」と語った田島代表(右から2人目)と商品をPRする宮城久和村長(左)ら=4日、国頭村役場

オーガニックカメリアスキンローション(左)とオーガニックカメリアオイル 「100年続く産業になってほしい」と語った田島代表(右から2人目)と商品をPRする宮城久和村長(左)ら=4日、国頭村役場

 オイルは、フランスの有機認定機関で認定基準の厳しさで知られるエコサートに、原料と生産ライン、商品の3部門で認証を申請中。3部門で認証されれば、県内で初めてとなる。

 商品はオーガニックカメリアナチュラルフェイスオイル(30ミリリットル、税抜き3600円)とオーガニックカメリアナチュラルトーニングウォーター(100ミリリットル、税抜き2800円)の2種。フェイスオイルはツバキ種子油にイランイラン花油やパルマローザ油などの精油を配合。トーニングウォーターにはツバキの葉と花、種子すべてのエキスを配合した。

 抗酸化や抗糖化、メラニン色素の生成を抑える作用などがあり、エイジングケア商品として売り込む考えだ。すでに香港や台湾の業者から1~2万本単位の受注があるという。

 田島代表は4日、村役場で記者会見し、「オーガニックブランドとして国内外で闘える手応えを感じている。将来は村の特産品にしていきたい」と抱負を述べた。原料の安定確保が課題で、今後は村の遊休地の活用や農家との連携を図り、原料の増産に取り組む方針。

 販路拡大を支援する県物産公社の赤嶺貴子主任は「これまでのご当地コスメから脱却し、次のステップに進んだ商品」と期待。国内では道の駅ゆいゆい国頭やわしたショップなどで取り扱う。