【石垣】日本で見られる最大級のチドリのケリが八重山に現れ、愛鳥家を喜ばせている。2日、石垣市の水田地帯の平田原では周囲を警戒しながら、田んぼの餌をあさっている姿が確認された。

赤い目で餌を探すケリ=石垣市、平田原

 チドリ目チドリ科で体長は34センチほど。一見、ハトに見えるが、くちばしが黄色く、目が赤い。飛ぶ姿は鮮やかな白と黒の模様がでる。

 田んぼのあぜの色と同じ茶褐色のケリは、保護色で上手に姿を隠し、時折、立ち止まっては農家の姿を確認すると、あっという間に別の水田に飛んでいった。

 モンゴル東部や中国東北部で繁殖し、冬期は中国南部、インドシナ北部に渡るとされる。日本では本州中部で留鳥のケリがおり、四国・九州・南西諸島で見られるのは越冬のために飛来する冬鳥。(奥沢秀一通信員)