日本銀行那覇支店(松野知之支店長)が5日発表した7月の県内金融経済概況は「全体として拡大している」と判断を12カ月連続で据え置いた。個人消費は消費増税前の駆け込み需要の反動減もあったが、人口と観光客の増加を背景に堅調に推移。建設は公共投資が底堅く堅調で観光も好調を持続しているとした。

県内主要金融経済指標

 松野支店長は台風襲来があったものの全般的に好天に恵まれ、「観光と個人消費が好調だった」と分析。「県内景気は引き続き、拡大する可能性が高い」とした。

 好調持続には個人消費の動向が重要とし「雇用と所得の情勢を反映して個人消費が持続するか」と注視する考え。長期的には人材育成や企業の生産性、収益性を高め、商品やサービスの質を向上させる必要を指摘、人材育成を起点に「前向きな循環になるか今後も確認したい」とした。