世界的なホテルブランド「ハイアット」(約300室)が那覇市牧志の桜坂劇場隣接地で開業することが5日、分かった。不動産開発事業のケン・コーポレーション(東京都、佐藤繁社長)が開発中で、同社のグループ会社が運営する。開業は来年5月の予定。市内で300室以上の大型シティーホテルが開業するのは1993年開業のロワジールホテル以来。

ハイアットが開業する桜坂劇場隣接地に建設中のホテル=5日午前、那覇市牧志(本社チャーターヘリから)

「ハイアット」ホテル開業予定地

ハイアットが開業する桜坂劇場隣接地に建設中のホテル=5日午前、那覇市牧志(本社チャーターヘリから) 「ハイアット」ホテル開業予定地

 敷地面積は約5千平方メートル、18階建て。昨年4月ごろ着工、工事を進めながらホテルブランドと交渉してきた。

 ブランドを持つハイアットホテル・アンド・リゾーツはヒルトンやシェラトン、ウェスティンなどと並ぶ世界有数の高級ホテルチェーンで世界各地に500軒以上を展開。米国を拠点にパークハイアットやグランドハイアット、ハイアットリージェンシー、ハイアットなど客層や価格帯ごとに複数のブランドがある。

 ケン・コーポレーションのホームページによると、同社は首都圏を中心に高級不動産の売買仲介、不動産に関する総合的なコンサルティング業務を手掛け、関連企業に不動産投資や商業施設、ホテル運営企業を持つ。グアムでシェラトンやハイアット、ヒルトンブランドを運営し国内外で6ブランド、22ホテル(6400室)の運営実績がある。

 沖縄県内のホテル関係者は「ハイアットの世界的なブランドイメージは高く、北部のリゾート地以外の進出はインパクトがある。沖縄が国際的な観光地の仲間入りを果たしたことの表れ」と外国人観光客の一層の取り込みを期待している。(座安あきの)