【糸満】ロータリー近くの新世界通り会有志らが7、8の両日、1940年ごろに撮影された糸満漁師の記録映画「海の民」などを通りの空き地で野外上映する。

ポスターを手に、新世界映画祭のPRをする実行委員会のメンバー=糸満市糸満

 市内外から多くの人が訪れる糸満大綱引きに合わせて開催し、綱引き参加者らを通りに呼び込んで地域の魅力をPRすることが狙い。「新世界映画祭」と銘打ち、昨年に続き2回目。上映時間は、両日ともに午後7時30分から9時まで。入場無料。

 「海の民」は、漁師たちが追い込み漁をする様子や漁港周辺の風景を約30分にまとめた作品。糸満の人々の当時の暮らしぶりを知る貴重な映像という。

 このほか、「門中墓」、市内を題材にしたショートフィルム数本も上映する。

 黒須繭美実行委員会会長は「約70年前の映像を鑑賞しながら、昔話に花を咲かせてほしい。もしかしたら、知っている人が映っているかも」と来場を呼び掛けた。

 1日から、市公設市場の近隣2カ所で「糸満の町いま・むかし」写真展も始めている。1945年に撮影された市の拝所・山巓毛(サンティンモー)や、60年ごろの漁港周辺の風景を中心に、約80点を展示している。8日まで。