【読谷】沖縄県農林水産部は3日、読谷村座喜味の村文化センターで、食生活から長寿復活を目指す講習会「島野菜で健康づくりプロジェクト!~チャンプルースタディの研究成果を活用して~」を開催した。

島野菜を活用した料理をつくる参加者たち=読谷村座喜味・村文化センター

 講習会は本年度の「県産野菜等の消費拡大による健康改善促進事業」の一環。琉球大学医学部が研究した、県産野菜を主体とした伝統的な沖縄型食事が健康改善に役立つという研究成果を基に、県産野菜の消費拡大と健康長寿の復活を目的としている。

 会では同大医学部の等々力英美准教授が研究成果を発表した。近年は外食環境が変化し、伝統的な県産野菜の摂取が減少していることを指摘。週に8回の食事に250グラム程度の島野菜を取り入れることで高血圧と体重増加の予防になるとした。

 料理教室も開き、西大学院長の西大八重子さんが島野菜を活用した料理を紹介。だしを活用して減塩することなどを勧めた。参加した農協読谷支店婦人部のメンバーは、シマナのスープや島野菜のおからマヨネーズサラダなど5種類の料理をつくり試食した。

 同部事務局の中島恵さんは「高齢化が進む中で村民がいつでも健康でいられるよう、勉強したことを地域にしっかりと伝えたい」と意気込んだ。