【宮古島】沖縄県と宮古島市、多良間村が主催する県総合防災訓練が6日、市の平良港下崎埠頭(ふとう)を主会場にあった。86機関、約2100人が参加。関係機関が初動対応や役割分担、連携方法などを確認し合った。

建物が倒壊したと想定し、救助訓練をする消防隊員や自衛官ら=6日午後、宮古島市の下崎埠頭

 宮古島北方約50キロを震源とする震度6弱の地震が発生、数分後に宮古島地方へ大津波が押し寄せ、多数の建物倒壊、負傷者が発生している、と想定した。がれきの中から負傷者を救出するなど消防や自衛隊、医療チームなどが連携しながら真剣な表情で訓練に臨んだ。

 県などの訓練には3自衛隊が初めて「離島統合防災訓練」として参加。トゥリバー海浜公園のビーチでは、沖縄電力の発電機車を積んだホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)の陸揚げ訓練などもあった。

 下地敏彦宮古島市長は「離島での迅速な救難や復旧作業は大きな課題。関係機関の連携で人命をどうやって守るか考える良い機会になった」。市立北中1年の下地海音君(12)は「万が一のときは慌てると思う。訓練で学んだことを生かしたい」と話した。