米軍普天間飛行場の名護市辺野古への新基地建設を焦点とした名護市議選(定数27)は7日投開票され、反対派が16人当選し、過半数を獲得した。推進派の当選は11人だった。反対派の稲嶺進市長が再選した1月の市長選に続き示された民意は、安倍政権による移設計画の進め方や11月の沖縄県知事選の行方に影響しそうだ。

辺野古基地建設反対派の当選が過半数を占め、喜ぶ名護市の稲嶺進市長=名護市の後援会事務所

名護市議選の結果を受け、記者団のインタビューに答える稲嶺進名護市長

辺野古基地建設反対派の当選が過半数を占め、喜ぶ名護市の稲嶺進市長=名護市の後援会事務所 名護市議選の結果を受け、記者団のインタビューに答える稲嶺進名護市長

 市議選には35人が立候補した。内訳は、反対派が公明党の2人を含む19人、移設を容認するか、反対はしないとする容認派が16人。ただ、公明党の2人は「辺野古以外は稲嶺市長に是々非々」として、稲嶺氏を支持する他の反対派と一線を画している。

 市選挙管理委員会によると最終投票率は70.4%で、過去最低だった前回2010年の72・07%を1.67ポイント下回った。(沖縄タイムス+プラス編集部)