【名護】プロのギタリストとして地元を中心に長年活躍し、抜群の知名度で当選を果たした大城松健さん(61)は「皆さん一人一人の応援のおかげ。稲嶺市長をしっかり支えていく」と語り、ギターの弾き語りで喜びを爆発させた。

当選を決め、支持者と喜びのカチャーシーを舞う大城松健さん(中央)=8日午前0時37分、名護市大中

 出馬のきっかけは、名護市辺野古への新基地建設反対を訴えて訪米した稲嶺進市長が開いた6月の報告会。会場に足を運び、市長の「皆さんの一人一人の協力が必要」とのメッセージに強い感銘を受けた。

 「市長だけに重荷を背負わせてはいけない」。基地建設を止め、自然を、海を守ろうとの呼び掛けに「何がなんでも、市長を支えなければ」と決意した。

 新基地建設について「これまでずっと心に気にかけつつも、正面から向き合ってこなかった」と振り返る。あらためて「新基地建設に断固反対し、古里やんばるを守るため、命を張って、体を張って頑張っていく」と決意を込めた。

 45年以上、ギタリストとして精力的に活動をこなしてきた。自身、16年前に直腸がんをわずらい、オストメイト(人工肛門保有者)となって以降、日本オストミー協会の県支部長として障がいのある人々の中心となって支えてきた。芸能や文化、医療・福祉など幅広い分野から支持を集めた。

 「患者当事者として、また医療や福祉に関わる仲間や関係者から現場の声をいろいろ聞いてきた。これから、議員としてできる仕事をしっかり果たしていく」と力強く宣言した。