■1人親世帯応援 南城の上地さん

南城市議選で、初当選を決めた上地寿賀子さん。カチャーシーで喜びを爆発させた=7日午後10時半ごろ、南城市大里稲嶺

初当選を喜ぶ仲間光枝さん=7日午後10時10分、南城市佐敷屋比久

バンザイ三唱で当選を喜ぶ神谷たか子さん(中央)=7日午後11時すぎ、八重瀬町当銘

支持者の握手攻めに笑顔で応える眞栄田絵麻さん=宜野座村内の自宅

南城市議選で、初当選を決めた上地寿賀子さん。カチャーシーで喜びを爆発させた=7日午後10時半ごろ、南城市大里稲嶺 初当選を喜ぶ仲間光枝さん=7日午後10時10分、南城市佐敷屋比久 バンザイ三唱で当選を喜ぶ神谷たか子さん(中央)=7日午後11時すぎ、八重瀬町当銘 支持者の握手攻めに笑顔で応える眞栄田絵麻さん=宜野座村内の自宅

 【南城】南城市議選でシングルマザーの上地寿賀子さん(39)が、初当選を決めた。新人で知名度もない中、手探りで挑んだ初めての選挙戦。市営の学習塾設置など、1人親世帯の子育て支援の訴えが届いたことに「最初のハードルを越えた。市民のために力を尽くしたい」と声を詰まらせた。

 3月、正規職員だった県母子寡婦福祉連合会を退職し、市議選に賭けた。母子家庭対策を市議に訴えたが、なかなか反映されなかったからだ。「やりたいことを実現するには、当事者である私が訴えるしかない」。昨年末には決意を固めた。

 20歳で結婚し、25歳で離婚。明日のご飯がないこともあった。19歳の長男が中学1年のころ、塾に通いたいと言った。窮状を知った塾が月謝を半額程度にして通うことができたが、その出会いがなければ「息子の将来の選択肢が狭まっていたのでは」と考えている。

 南城市議会で、選挙で選ばれた初の女性議員の一人だ。「市民が女性の声を必要としている。市政に反映させたい」と強調した。

■女性増えるきっかけに 南城の仲間さん

 【南城】南城市議に初当選した仲間光枝さん(54)は午後10時10分、市佐敷屋比久の選挙事務所で当選ライン突破の知らせを受け「投票してくれた有権者の期待に応えたい。私が議会の場に立つことで、女性市議が増えるきっかけになればうれしい」と喜んだ。

■子育てを支援 神谷さん、八重瀬町トップ

 【八重瀬】八重瀬町議選で、唯一の女性候補者の神谷たか子さん(52)がトップ当選を果たした。2006年、旧東風平町と旧具志頭村が合併してから8年目にして町初の女性議員誕生に、支持者120人とともに喜びを分かち合った。

 神谷さんは「町を活性化するためには、子育て世代への支援が必要。子どもたちのためにも、児童館新設などに力を尽くしたい」と声を弾ませた。

■男性中心の村政に風穴 宜野座の眞栄田さん

 【宜野座】「いつやるの。絵麻でしょ!」。宜野座村初の女性村議となる眞栄田絵麻さん(61)は、軽口を交えながら当選の弁に熱を込めた。

 「初」に縁がある。全国初の男性バスガイド育成、村商工会女性部設立、母が飲酒運転で犠牲になった経験から交通事故根絶に向けた「被害者加害者家族支援の会」立ち上げ…。自他ともに認める行動力とリーダーシップで、男性中心の村政に風穴をあける決意だ。

 36年間暮らした那覇から、出身地の宜野座に戻ってきたのは9年前。豆腐店を営んでいた両親の影響で、みそ造りにも熱心に取り組んでおり「遊休化した土地で村民に大豆を栽培してもらい、みそを村の特産品に育てたい」と夢を描く。