【名護】「久辺3区の代表として頑張ろう」。名護市辺野古区出身の宮城安秀さん(59)は2期目の当選を決め、支持者らと喜びを分かち合った。午後11時半すぎにテレビで当確が出たが、喜びの万歳は同市選管の発表を待った。後援会幹部は「慎重に慎重を期した」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

当選が決まり喜ぶ宮城安秀さん(左)=8日午前0時22分、名護市辺野古

 宮城さんは辺野古区の普天間代替施設推進協議会の前会長で、地元と国の“パイプ役”ともいえる存在。国策で進める移設を受け入れる代わりに、地元が不利益を被らないよう腐心する。「大きな期待を胸に受け止め、地元の将来のため取り組む」と語る。

 移設先に近い辺野古、豊原、久志の「久辺3区」は8月29日、移設工事に伴い地域住民の利益を常に考慮することなどを県に要請。今後首相官邸にも申し入れる構えで「条件付きの賛成であり、要請は当然やるべきだ」と述べ、政府に実現を求める姿勢を示した。

 基地問題の選挙戦への影響は「プラス、マイナスの評価はしていない」と述べるにとどめた。