【糸満】沖縄三大綱引きの一つ「糸満大綱引」(主催・同行事委員会)が旧暦8月15日の8日、糸満市糸満の国道331号で行われた。主催者発表で3万6千人が集まり、ニシカタ(北組)とヘーカタ(南組)に分かれて対戦。制限時間の30分で決着が付かず、判定の末、ニシカタが昨年に続いて勝利した。

力強い引きで判定勝ちした北組=8日午後、糸満市糸満

 大漁や五穀豊穣(ほうじょう)を願う綱の長さは、南北合わせて180メートル、重さは約10トン。旗頭のガーエーで会場が盛り上がった後、両方の綱が組み合わされ、カヌチ棒が入って勝負が始まった。

 「ハーイヤ」の掛け声に合わせて力いっぱいニシカタの綱を引いた糸満中1年の大竹雄大君(12)は熱戦を制して「相手も強かったけど、勝ててうれしい」と汗をぬぐった。上原健市行事委員長は「『万人綱』と呼ばれる大綱を、ことしも市民が心を一つにして引くことができた」と喜んだ。