広告会社のエマエンタープライズ(那覇市、大城祐建代表)は、上場企業が投資家向けに発行する投資家向け広報(IR)を企画制作する事業を3月から始めた。広告会社の強みを生かし、写真やページレイアウトなどにもこだわり、企業から評判が高いという。上場企業が主要顧客のため東京支店を同月に開設。営業に力を入れている。

IRの企画制作事業をPRしたエマエンタープライズの(左から)岩藤克也東京支店長、大城祐建代表、池田篤弘専務=8日、沖縄タイムス社

 すでに大手の不動産業者や流通業者からの受注があり、需要拡大を見込む。初年度の売上高は1億円を目指す。

 IRは、企業の決算状況だけでなく、経営者のメッセージや営業戦略を掲載し、投資家に企業の経営状況を説明する。近年、投資家からの要望もあり、経営ビジョンなど有価証券報告書以外の情報を盛り込む企業も多いという。

 8日、沖縄タイムス社を訪れた大城社長は「IR活動で、投資家からの評価が変わる。IRに力を入れる企業も増えており、需要を取り込みたい」と述べた。