参院選は7月10日の投開票まであと1カ月になった。沖縄選挙区では現職で沖縄担当相を務める自民公認の島尻安伊子氏(51)、新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)がそれぞれ立候補を予定。公示は22日。5日に投開票された県議選でもセット戦術を展開するなど、すでに前哨戦が始まっている。

(左)伊波洋一氏 (右)島尻安伊子氏

 米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設の是非を最大の争点に、後を絶たない米軍関係者の事件・事故に対する根本的な解決手法、子どもの貧困対策の具体策などで論戦が繰り広げられる。

 全国的には、憲法改正に関する論議で与野党が激しく対立、安倍晋三首相が延期を決めた消費税増税の判断や増税そのものの是非、アベノミクスによる安倍政権の経済政策の評価などが問われる。

 県政野党の自民が現職閣僚で県連会長の島尻氏を再選させ県内政局での存在感を保てるか、翁長雄志知事や県政与党ら「オール沖縄」が県議選で躍進した勢いで伊波氏の当選を勝ち取れるかが注目される。

 新人で幸福実現党県本部副代表の金城竜郎氏(52)も立候補を表明している。