【名護】名護市辺野古の新基地建設に抗議するカヌー隊の男性が9日、顎(がく)関節捻挫など全治2週間のけがをした。男性はスパット台船に近づいて、海上保安庁職員に首の辺りを絞められたと主張。職員が首に手を掛け、怒鳴りつける動画がインターネット上で広がっている。

カヌー隊の一人の首に手を当て、顔を近付けて怒鳴る海保職員=9日午後、名護市辺野古沖(読者提供)

 動画には、海保のゴムボートに引き上げられた男性の首に職員が手を当て、顔をぎりぎりまで近づけて「つばを吐くなって、何回言えば分かるんだ!」「何回目だよ、お前。いいかげんにしろ」と怒鳴る様子が映っている。

 男性は「拘束されてから、首を絞められ頭を何度も海に沈められた。海水を飲まされ、気分が悪くなってつばを船底に吐き出しただけだ」と話した。

 動画は、自身も拘束された女性がスマートフォンで撮影した。「海保は近くに私たちの仲間の船やメディアがいないのを分かって、手荒に扱ったのではないか」と指摘した。