認可保育所への入所を希望しても入れない待機児童は、今年4月1日時点で2万1371人だったことが12日、厚生労働省の全国集計で分かった。保育所の定員は前年同時期から約4万7千人分増えたが、待機児童数は1370人しか減らず、解消は進んでいない。沖縄県の待機児童数は2160人で東京都に続いて全国2位だった。

 待機児童は4年連続で減少した。市区町村別で最多は東京都世田谷区の1109人。政令市では千葉、名古屋、京都、福岡の4市が前年4月から減少してゼロになったが、前年に解消していた横浜市は、今年は20人になった。

 前年から100人以上増えたのは東京都の4区(世田谷、大田、目黒、江戸川)と、熊本市、糸満市の6市区。100人以上の減少は東京都の3区(杉並、港、江東)と福岡市、川崎市、名古屋市、神戸市、八重瀬町、大阪府吹田市の9市区町だった。