【読谷】元読谷村議で飲食店経営の喜友名昇さん(75)=読谷村座喜味=が8月24日、同公民館近くの古民家「島まるみの瓦屋」を活用した、沖縄の昔の生活用具を集めた資料館「沖縄戦前戦後生活文化館」をオープンさせた。喜友名さんは「子どもたちには沖縄の歴史や民俗文化を伝え、高齢者には昔を思い出して脳の活性化につなげてほしい」と多くの来場を呼び掛けた。

「沖縄の文化を残したい」と話す喜友名昇さん=読谷村座喜味・沖縄戦前戦後生活文化館

 「島まるみの瓦屋」は、明治初期に集落内に建てられた

民家を1985年に現在の場所に移築したもの。

 約40点の展示民具は集落に住む人たちから寄贈されてそろえたという。台所には野菜洗いなどに使われていたという「ヒラゾーキ」や、蒸し料理で使ったという「マーイグヮー」、シンメーナービーやハガマなどを展示。ほかにも食べ物を保存する道具のサギジョーギやヘラや鎌などの農具、みのや芭蕉布(ばしょうふ)などの衣類も並ぶ。

 昔の生活をよりリアルに思い出してもらおうと、喜友名さんがオーナーを務める隣の沖縄そば屋「まるみぬ茶屋」のかんだばージューシーを注文して館内で食べることもできる。

 喜友名さんは「区民と協力してくれた人たちの思いに応えたい。座喜味城に向かう素晴らしい立地にあるので、地域活性化に少しでも貢献できれば」と意気込んだ。

 同館は午前10時~午後5時。木曜休館。入場無料。