【名護】新基地建設工事が続く名護市辺野古沖で、海上保安庁は13日、抗議の市民のカヌー十数隻を押収したまま、返却しなかった。これまでは当日に返していて、日付をまたぐのは初めて。15日に返す意向を示している。カヌー隊のリーダーの男性(38)は「カヌーの数を減らし、抗議を妨害する目的だ」と批判した。

 一方、沖縄防衛局は浅瀬のボーリング調査をほぼ終え、15日にも浅瀬にあるスパット台船を撤去する。16日以降に大型の台船を投入し、水深の深い地点の掘削に着手する見通し。

 13日は抗議のカヌーが午前と午後の2回海に出た。計14人が台船周囲のフロート(浮具)外で拘束され、その後解放された。