【名護】名護市源河区の豊年祭が6日、区公民館で開かれ、区内外から駆け付けた約400人が22の演目に見入った。区の那覇郷友会(島袋富雄会長)や中部郷友会(親川政信会長)の会員も駆け付け、舞台出演で花を添えた。

名護市無形文化財指定の源河特有の「長者の大主」で幕開けした豊年祭=6日、名護市・源河公民館

デートを楽しんでいたところを邪魔した猿を懲らしめる内容の「蝶千鳥」を踊る区民

名護市無形文化財指定の源河特有の「長者の大主」で幕開けした豊年祭=6日、名護市・源河公民館 デートを楽しんでいたところを邪魔した猿を懲らしめる内容の「蝶千鳥」を踊る区民

 市無形文化財に指定されている「長者の大主」は、稲の種をニライカナイの按司が大主に差し上げ、大主らは芸を披露するのが特徴。幕あいで大城哲郎区長は「先輩や区民の努力で受け継がれている豊年祭。感謝の気持ちでいっぱい」とあいさつした。

 中部郷友会の大城法雄さん(64)は「小5のとき沖縄市に移った。初めて豊年祭の舞台に立ち緊張した」と話した。長年、地謡を指導している新里清栄さん(81)は「良い声になっている。子どもたちの踊りもうまくなっている」と目を細めた。

■真喜屋で蝶千鳥 稲嶺区と合同

 【名護】名護市真喜屋区と稲嶺区合同の豊年祭が6日、真喜屋阿社義であり、悪天候にもかかわらず区内外から多くの観客が訪れ、「蝶千鳥」や獅子舞などの芸を楽しんだ。

 舞台開演前には、真喜屋区の宮平正三区長や旗頭保持者らが、稲嶺区の平良和己区長率いる旗頭を阿社義で待ち受けて大綱引き。稲嶺区が勝利し豊作が約束された。

 観客らは古くから伝わる踊りを満喫した。

 屋我地の屋我区から真喜屋に嫁いだ諸見町子さん(32)は「踊りを真剣に見るようになったのは2年前から。4歳と1歳の息子に兄弟で獅子舞をさせてみたいな」と話していた。(玉城学通信員)