【うるま】うるま市赤野の座間味宗栄さん、ウシさん夫妻はことし、そろって100歳を迎えた。「21歳で結婚して以来、けんかをしたことがない」というおしどり夫婦。大勢の子や孫に囲まれ、健康な体で100歳を迎えられたことを喜んでいる。

夫婦そろって100歳を迎えた座間味宗栄さん(右)、ウシさん夫妻=14日、うるま市赤野の自宅

 宗栄さん、ウシさんは、大正3年生まれ。戦前、親同士の紹介で結婚。宗栄さんは大工や軍雇用員、ウシさんは養豚や農業で生計を立て、5男4女を育てた。

 95歳まで二人で畑に立ち、今も足腰はしっかりしている。普段二人の会話は少ないが「目を合わせれば相手がしてほしいことが分かる」というくらい、息ぴったりだ。

 最近の楽しみは、週に3、4回通うデイサービスで、友達と一緒に体操すること。二人とも「自然体でストレスをためないことが健康の秘訣(ひけつ)」だという。

 35人の孫、39人のひ孫、2人の玄孫にも恵まれた。正月や旧盆には、家に入りきらないほど大勢が二人を訪ねてくる。「子や孫が会いに来てくれ、家がにぎやかになるのがうれしい」と穏やかな表情で話す宗栄さん。

 次女の栄子さん(72)は「寡黙でみんなに尊敬される父と、世話好きで優しい母は、とてもバランスのいい夫婦。二人が元気でいてくれることが家族の喜び」と話した。(松田麗香)