菅義偉官房長官は17日午後、那覇市内のホテルで、仲井真弘多知事、佐喜真淳宜野湾市長と会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「安全を確保した上で粛々と進める」と語った。沖縄基地負担軽減担当を兼任することから「できることは全てやるという総理の言葉通り、しっかりと対応したい」と述べる一方、具体的な負担軽減策に言及しなかった。

仲井真弘多知事らと会談する菅官房長官(右端)=17日、那覇市内のホテル

 仲井真知事は負担軽減担当について「政府の意思の表れ」と歓迎。昨年12月に政府に求めた4項目の負担軽減策の実現を強く求めた。佐喜真市長は普天間飛行場周辺での午前0時以降の飛行が相次いでいることを取り上げ、「(夜間は)できるだけ飛んでほしくないという市民からの苦情がある」と訴えた。

 菅官房長官は同日午前、航空自衛隊のヘリコプターで辺野古沿岸部を上空から視察した。会談後、普天間飛行場や2014年度末までに返還される米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区を訪れる。