全国健康保険協会(協会けんぽ)沖縄支部が2015年度から3年間のデータヘルス計画案に、35~74歳の脂質異常者(中性脂肪)を減らす目標を最重点に掲げ、年度内の策定を目指していることが17日、同支部で開かれた評議会(新垣幸子議長)で報告された。全国平均を上回る中性脂肪の高値者率が、65歳未満の心疾患と脳血管疾患死亡率の伸び率全国ワーストにつながっていると判断。事業主の健康意識向上や、健診受診を進めていく方針だ。

 データヘルス計画は、医療費適正化や持続可能な国民皆保険制度の堅持を目的に医療改革の一環として13年6月に閣議決定、14年4月に法制化された。保険者に効果的な事業実施を求めており、協会けんぽがモデル指定した全国13支部に沖縄支部も含まれている。

 同支部は計画の策定にあたり(1)特定健診・特定保健指導の推進(2)事業主等の健康づくり意識の醸成を目指した取り組み(3)重症化予防策-の3本柱を設定した。

 12年度の調査結果によると、県内の中性脂肪高値者は全国平均より6・4ポイント高い35・4%。突出して高い。