【東京】江渡聡徳防衛相は19日の閣議後会見で、県が求めている米軍普天間飛行場の運用停止の「5年以内」の起点について、「(ことし)2月という官房長官の発言を共有し取り組みたい」と述べた。

 9日に起点は「決まっていない」としたことについて、江渡氏は「厳密な起算方法が必ずしも正式に決定しているわけではないという意味で話した」と説明。17日に菅義偉官房長官が今年2月の起点を明確にしたことを踏まえ、「(仲井真)知事と官房長官の間で確認が取れたならそこが起点になると考えている」と述べた。

 運用停止実現の手段として佐賀空港への暫定移駐については「できることはすべて取り組む」と繰り返し、明言は避けた。

 20日予定の移設反対集会については「民意の一つ。ただ、唯一の解決策がキャンプ・シュワブへの移設だと日米で確認している」と述べ、移設を進める立場を示した。

■防衛相22日初来県 知事と会談

 【東京】江渡聡徳防衛相が22、23の両日、就任後初めて沖縄を訪問する。22日夕に仲井真弘多知事と会談し、基地負担軽減策などで会談。23日には米軍普天間飛行場や牧港補給地区、キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区などを視察する。防衛省が19日発表した。