沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課が19日発表した2013年度の観光収入は、前年度比12・1%増の4478億6800万円で過去最高を更新した。LCC(格安航空会社)就航による誘客効果や航空路線の拡充、景気回復や円安で観光客数が過去最高の658万人を記録。外国人観光客を中心に1人当たりの県内消費額も3年ぶりに増加に転じ、総額を押し上げた。

観光収入と観光客数の推移

 過去最高だった08年度の4298億8200万円(観光客数593万人)を4・2%上回った。

 1人当たり消費額は前年度比0・9%増の6万8062円。国内客1%減に対し、外国人観光客が宿泊、土産・買い物、飲食など全費目で増加。海外空路客は15・8%増の9万6548円、海路客も31・2%増の2万6238万円と大幅に伸びた。

 飲食費は前年度比9%増の1万5626円。宿泊費は0・2%増の1万8347円、土産・買い物費は0・5%増の1万6079円、交通費0・8%増の9922円。施設入場料、ダイビングなどの体験料が含まれる娯楽・入場費は7・7%減の6647円となった。

 平均滞在日数(国内客)は0・08日増えて3・83日。リピーター率が0・8ポイント低下し、初訪問客が増えたこともプラスに働いた。

 同部の湧川盛順部長は「購買意欲を高める土産品の開発やホテルの経営改善などを支援していく。消費額が大きい海外客の割合を増やすことも重要」と話している。