先島諸島は22日午後3時までに台風16号の強風域を抜け、東シナ海を北上した。離島を結ぶ船便を中心に影響があり、沖縄旅客船協会によると少なくとも50便が欠航した。

 強風域に入った八重山地方では西表島大原と黒島、波照間の便が全便欠航。台風通過後も南風が強いことから、23日の便について、フェリー会社は早朝の海の様子を見て運航を判断する。与那国町では海岸沿いのガードレールが強風で倒れるなどの被害が出た。

 台風は22日午後9時現在、時速15キロで北に進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速30メートル。中国の上海付近を進んだ後、向きを東に変え24日にも西日本へ近づく恐れがある。