専修学校インターナショナルデザインアカデミー高等課程・未来高校沖縄学習センター2年の高嶺真帆さん(17)が22日までに、第24回「永井隆平和賞」小論文高校生の部で最優秀賞に輝いた。曽祖父の命を奪った沖縄戦の悲惨さ、現在も沖縄に残る軍事基地や不発弾処理の問題を訴え、全国から集まった1270点の中から選ばれた。

 タイトルは「曾祖母の涙」。一昨年に100歳で亡くなった曽祖母が、戦死した夫の名前が刻まれる平和の礎の前で涙を流していたことに触れた。「体験者が年々減ってきている中で、沖縄では基地、不発弾処理、遺骨収集など、まだ解決されていない課題が数多くある」と訴え、「曾祖母の涙の意味を後世へと伝えていく語り部になりたい」と決意をつづった。

 同賞は「長崎の鐘」などの著作で知られ、自らも被爆しながら被爆者医療に尽くした故永井隆博士にちなみ、出身地の島根県雲南市で毎年開かれている。