【中城】中部南地区の広域火葬場建設計画で、5市町村による建設検討委員会は23日、中城村安里の公民館で地権者説明会を開き、候補地が同地区の県道35号沿いであることを説明した。検討委が具体的な場所を示すのは初めて。事業費は約30億円を見込み、財源は一括交付金を検討している。

火葬場の候補地

 説明会は非公開で行われ、地権者からは環境問題や、地滑り対策を懸念する声が上がった。28日には安里区民を対象に説明会を開く。

 出席した浜田京介村長は説明会後、「これから真摯(しんし)に議論して、理解を得ていきたい」と述べた。

 候補地は2006年に大規模な地滑りがあった場所で、村奥間から新垣に上る斜面にある。復興後はコスモス畑となっている。住宅や県道から近く、地域住民からは反発の声も上がっている。

 宜野湾、北谷、西原、中城、北中城の5市町村で構成する検討委は15候補地の中から、昨年11月末に安里の候補地に絞り込んでいた。

 一括交付金が使えるかどうかは不透明で、候補地の正式決定への課題も残る。完成は最短でも2019年。