「バレーボールの決勝戦のある体育館まで、バスでどうやって行けばいいですか」。人に問われて、ホームページ(HP)を調べたが、困ってしまった。那覇と結ぶ路線バスの系統番号は書かれているが、中北部からどう行けばいいか分からない。最寄り停留所名もない。県大会決勝をするほどの施設だけに、とても残念だ

▼気になっていくつかの自治体のHPを見た。するとやはり、公共施設の道案内にバスを使う場合が示されていないケースが複数あった。調べるのはおそらく、その場所に不慣れな人。困っていないか気がかりだ

▼時刻表通りに来ない、目的地までどれだけ時間がかかるか分からない、市外線は降りる時にしか運賃が分からない…などとバスの不満を聞く。初めて訪れる場所がそれでは、気が重い

▼最近では、携帯電話のネットサービスで運行状況が分かるようになり楽にはなった。でも、不案内な場所への行き方を調べるのは難しい。携帯を持たない人もいる。もう少し頑張って、と思っている

▼県は公共交通利用を促進していて、10月1日からキャンペーンを展開する。しかし、一番の宣伝は使いやすくなることではなかろうか

▼バスが、誰にでも分かりやすく、利用しやすくなれば、乗る人は増えるはず。知恵を出す余地が、まだまだあるような気がする。(安里真己)