自民党県連は24日、11月16日投開票の知事選挙と同日選挙の公算が大きい那覇市長選挙の第3回候補者選考委員会(委員長・国場幸之助衆院議員)を開き、県連副会長で県議会副議長の翁長政俊氏(65)を候補者に決定した。一方で、翁長氏は国場委員長らと24日夜に会談し、候補者を辞退する考えを伝達。選考委は25日以降も説得を続ける考えだが、翁長氏は沖縄タイムスの取材に「辞退の意志は変わらない」と回答、候補者擁立の協議が難航しそうだ。

 選考委は翁長氏に加え、元参院議員の西銘順志郎氏(64)、自民党沖縄ふるさと振興支部長の安里政晃氏(46)、副知事の高良倉吉氏(66)、前副知事で弁護士の与世田兼稔氏(64)から選考を進めていた。

 24日の会合では翁長氏の政治手腕の高さや公明県本との関係、自・公両党本部の待望論などを踏まえ、全会一致で決定した。

 だが、翁長氏は23日に県連所属の那覇市議団と会談し、市議団側から選挙戦の協力に否定的な意見が挙がったため、選考対象から辞退する考えを伝えていた。

 24日に選考委の決定を受けてもなお、市議団の協力が不透明なことを理由に出馬を固辞する姿勢を崩していない。