沖縄県立宮古病院(安谷屋正明院長)で常勤医が不在の耳鼻咽喉科に10月1日付で医師が配置されることが24日、分かった。2013年2月末の前任医退職から1年7カ月ぶりに診療制限が解除される。1年間のうち8月の1カ月間に限定されていた手術は日常的に行われるようになり、救急への対応や外来診療が拡充される。

 常勤医が不在の間は、琉球大学医学部付属病院から外来診療に週2回応援が派遣されていた。宮古病院の川満勝也事務部長は「急な鼻からの出血や、喉をつまらせる事案など、救急では耳鼻咽喉科以外の医師では診療が難しかった。他の医師の負担軽減や患者のメリットにつながる」と話している。

 着任するのは宮崎大学医学部付属病院の直野秀和医師(36)。高度な手術などは、これまで通り琉球大学医学部付属病院の協力を得ながら進めていく。

 宮古病院への耳鼻咽喉科常勤医配置により県立病院で、医師不足のため休診や制限を余儀なくされている診療科は3病院となる。北部病院産婦人科(欠員3人)と、八重山病院の眼科(同1人)と脳神経外科(同1人)、南部医療センター・こどもセンター泌尿器科(同1人)。