【東京】新基地建設で揺れる名護市辺野古の海を、沖縄県内外で活躍する水中カメラマンら14人が写した写真展「辺野古の海」が26日、東京・銀座のギャラリー・アートグラフで始まった。巨大なサンゴ礁や熱帯魚が生息する豊かな海とともに、市民の新基地建設反対行動など50点が展示されている。10月2日まで。

辺野古の海の豊かさを写した写真に見入る来場者=26日、東京・銀座のギャラリー・アートグラフ

 美しい海で強行される基地建設に危機感を持ったプロの写真家らが、辺野古の海を広く知ってもらいたいと企画。これまで撮りためていた写真を提供した。

 遊泳するジュゴンや高さ25メートルもあるアオサンゴ、約40年前に撮影された海底など豊かな自然を紹介。一方、20日に開かれた県民集会や、海上保安庁職員が抗議行動を排除する様子なども展示されている。

 写真展実行委員会の代表の新藤健一さん(71)は「自然環境を大事に残すことと、基地問題での本土と沖縄の温度差を埋めるきっかけになれば」と話した。

 来場した都内の会社員、松田浩生さん(29)は「難しい問題ではあるが、美しい海にぜひ行ってみたい」と関心を寄せていた。