第15回上野彦馬賞九州産業大学フォトコンテスト(主催・九産大、毎日新聞社)で、高校・中学部門の最高賞となるジュニア大賞に浦添工業高校2年の島袋亜弥香さんの作品「雨上がり」が輝いた。2位に当たる九産大賞にも同校2年の知念拓斗君の「水鏡(みずかがみ)」が選ばれたほか、同校写真部から計8人が入賞し、学校賞も受賞した。

ジュニア大賞に輝いた島袋亜弥香さんの作品「雨上がり」

受賞を喜ぶ生徒たち。左から知念拓斗君、島袋亜弥香さん、富本玲奈さん、部長の宮平愛美さん=浦添工業高校

ジュニア大賞に輝いた島袋亜弥香さんの作品「雨上がり」 受賞を喜ぶ生徒たち。左から知念拓斗君、島袋亜弥香さん、富本玲奈さん、部長の宮平愛美さん=浦添工業高校

 島袋さんの受賞作は、夕空の虹を背景に写真部の友人を撮影したもの。「学校の敷地内で撮影していたら、ふと雨がやんで虹が出ていた。うまく写るか不安だったが、『今しかない』とシャッターを押した」と、受賞ラッシュを喜ぶ。

 知念君は、港に船を撮りに行ったところ、地面の水たまりに青空や雲が映り込んでいる光景が目に入り、作品に結実させた。「自分が感動したものをほかの人と共有できるのがいい」と写真の魅力を語る。

 また、昨年のジュニア大賞受賞者である3年の富本玲奈さんは、今年も上野彦馬奨励賞に選ばれた。

 上野彦馬は、幕末から明治にかけての写真家で、坂本龍馬を撮影したことで知られる。コンテストの中高生部門には3千点を超える応募があった。

 そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)

 日本写真芸術学会奨励賞=宮里明衣▽佳作=伊波瑞季、松堂海月、宮平愛美▽入選=幸地南青