沖縄県病院事業局の伊江朝次局長は26日、県立南部医療センター・こども医療センターで、地域の医療機関では対応が困難な高度医療を担う小児集中治療室(PICU)について、「増床などの対応を図る必要がある」と述べ、現在の6床から病床数を増やし、患者受け入れ体制を強化したい考えを示した。

 伊江局長は、患者数が増え近年は300人台で推移していることや、重症度が高い現状を示した上で「同治療室の必要性は高まっている」と指摘。施設や人員の課題を病院側と調整したいとも述べた。山内末子氏(県民ネット)への答弁。

 増床を含む体制強化が必要な理由に(1)満床による救急受け入れ制限(2)他病院への転院(3)手術の延期-などを行わざるを得ない現状があることを挙げた。

 同センターのPICUをめぐっては、過去にも増床を求める現場の意見があったが、施設構造上の問題から見送られた経緯がある。しかし、その後も満床状態が続き、あらためて病院側が要求していた。