沖縄県なぎなた連盟会長で全日本連盟会長も歴任した長濱文子氏(長濱企業グループ会長)がこのほど、「なぎなたに夢を馳せて」を出版した。ゼロからの船出だった1980年の県連盟会長就任時から、7年後の沖縄海邦国体で総合優勝にいたる道のりや「お家芸」と呼ばれるまでに成長した「沖縄なぎなた」の普及の歩みを、自身の半生を重ねてつづっている。

「なぎなたに夢を馳せて」を出版した長濱文子県なぎなた連盟会長

長濱文子氏の出版祝賀会には多くの関係者が詰め掛けた=23日、ホテル日航那覇グランドキャッスル

「なぎなたに夢を馳せて」を出版した長濱文子県なぎなた連盟会長 長濱文子氏の出版祝賀会には多くの関係者が詰め掛けた=23日、ホテル日航那覇グランドキャッスル

 2011年から2年間、月刊「武道」に執筆した同名の連載を326ページの単行本にまとめた。

 有望選手の発掘や指導者の招聘(しょうへい)に奔走したくだりでは「今、振り返ると、最高の技と指導力を持った先生方に沖縄まで来ていただいたことが、沖縄のなぎなたの技術と力量を向上させる『超』近道につながったと思う」と記している。

 23日には那覇市内のホテルで出版祝賀会も開かれた。長濱氏は「当時、沖縄のなぎなたは本土と比べて遅れていた。普及と発展に向けて関係者と心を一つに一途にやってきた」と話した。