【ブランドン・イング通信員】ボリビアのサンタクルス出身、沖縄3世の津嘉山アンリさん(25)がボリビアのコロニア・オキナワへの移民の歴史を学ぶアニメーションを作った。津嘉山さんが通うUPSA大学(サンタクルス私立大学)の卒業制作のため昨年4月から、創作に取り組み、今年3月に完成した。コロニア・オキナワの入植60周年記念に合わせた。

コロニア・オキナワへの移民の歴史を学ぶアニメを作った津嘉山アンリさん

 津嘉山さんは2012年4月から13年の3月まで、県の「ウチナーンチュ子弟留学生受入事業」で、県立芸術大学に通っていた。留学の間、沖縄のことを伝える大切さを学んだ。

 大学の卒業制作に、おじー達の開拓、苦難から現在の豊かな暮らしへのストーリーをわかりやすく皆に伝えたかったと言う。そして、アニメを作っている間、自分の移住地のことも勉強した。

 県人会へのインタビューや、おじーたちとゆんたく、コロニア・オキナワ40周年、50周年の本などを調べて、アニメの内容の構想をかためてきた。

 ボリビアの県系の若者は自分たちの全体的な歴史を知っているはずだが、十分とはいえない。「このアニメで、新たな発見をしてもらえたら」と期待を込める。津嘉山さんのアニメは、UPSA大学のイベントとコロニア・オキナワの歴史資料館で展示された。

 青年や子供たち、沖縄の人たちもコロニア・オキナワや沖縄からの移民について、関心を持ってほしいと願っている。津嘉山さんは「ボリビアの存在や地球の反対側にウチナーンンチュがいることを知らない人たちがアニメーションを見てくれたらうれしい」と話す。

 アニメは約7分間。インターネットでも津嘉山さんの作品を見ることができる。

 http://vimeo.com/104944299(日本語、スペイン語字幕)