11月16日投開票の沖縄県知事選に出馬を表明した民主党沖縄県連代表で前参院議員の喜納昌吉氏(66)は29日、沖縄県内最大労組で県連の支援団体の連合沖縄の大城紀夫会長と会談した。すでに翁長雄志氏(63)を推薦した連合沖縄に対し、喜納氏は支援団体として自らと協力するべきだと指摘。一方で、大城氏は対応は変更できず喜納氏が出馬しないよう求め、この日の議論は平行線に終わった。

 喜納氏は「連合側は(基地問題などで)安倍政権のやり方は許せないので2年後の国政選挙を見据えて(自民党の候補ではない)翁長氏を推すと説明した。その目的は同じだ」と述べ、現時点で2年後の選挙について県連と連合の協力の話し合いができれば、出馬しない可能性を示唆した。党本部にこの日の協議の内容を報告しつつ、今後も連合と話し合いを続ける考えを示した。

 大城会長も決別は否定。「今後も信頼関係は築いていきたい。独自候補を出さないことが今後につながる。議論の余地は残した」と述べ、喜納氏の方針転換を期待した。