第45回博報賞(主催・博報児童教育振興会)が9月30日発表され、日本文化理解教育部門に那覇青少年舞台プログラム(那覇市)、教育活性化部門にアンパルの自然を守る会(石垣市)がそれぞれ選ばれた。

琉球王朝時代の和文学者・平敷屋朝敏を偲(しの)ぶ集いで、現代版組踊「琉球伝信録」から、朝敏の最期のシーンを披露する那覇青少年舞台プログラムのメンバー=7月27日、うるま市・平敷屋公民館

アンパルの自然を守る会の案内で、ヤエヤマヒルギの種子を観察する名蔵小の子どもたち=5月14日、石垣市名蔵

琉球王朝時代の和文学者・平敷屋朝敏を偲(しの)ぶ集いで、現代版組踊「琉球伝信録」から、朝敏の最期のシーンを披露する那覇青少年舞台プログラムのメンバー=7月27日、うるま市・平敷屋公民館 アンパルの自然を守る会の案内で、ヤエヤマヒルギの種子を観察する名蔵小の子どもたち=5月14日、石垣市名蔵

 那覇青少年舞台プログラムは、舞台活動による地域の歴史や平和学習の教育支援モデルが評価された。「守る会」は、ラムサール条約に登録されている名蔵アンパルを自然環境教育の拠点として活用していることが受賞理由に挙げられた。

 同プログラムの玉城祐子会長は「地元に根差して頑張ってきた活動が認められうれしい。もっといいものを伝えたい」と喜んだ。守る会の山崎雅毅事務局長は「アンパルの湿地を守り、改善していく活動が結果として教育にもつながった。今後も継続したい」と抱負を述べた。

 博報賞は児童・生徒の「豊かな人間性教育」に尽力する学校や団体、教育実践者を表彰する。今回は全5部門で計16件に贈られた。