【北谷】重い心臓病で心臓移植が必要な桑江中学校1年の松島良生(らい)君の米国渡航手術費に役立ててもらおうと、北谷高校1年の蔵前勇人君(16)と友人たちが3日、「らい君を救う会」に寄付金約7万5千円を贈った。蔵前君は「僕と良生君の弟同士が友人で、母から良生君の病気を聞いて募金を集めることを決めた」と話した。

「らい君を救う会」に寄付金を渡す、北谷高校の蔵前勇人君(右から2人目)と友人たち=北谷町桑江の同校

 教室に募金箱を設置して協力を呼び掛けたという。9月27日にあった体育祭では、クラスメートの田畑彪十君(16)と宮城天太郎君(15)、仲村拓真君(16)、伊禮光志朗君(15)と募金箱を持ち、来賓席や保護者席に行って募金を集めた。

 目標だった7万円を超えた蔵前君は「目標は達成できたが、必要なお金に比べると小さな額。今後も募金を呼び掛けたい」。上原俊幸校長は「蔵前君の活動で、校内に募金する動きも出てきた。他地域にも波が広がってほしい」と期待した。