【名護】琉球ガラス工房グラスアート藍(名護市・寿紗代代表)の「晴れの日の器」シリーズがこのほど2014年度グッドデザイン賞を受賞した。「ウージ」「minamo」の2種のガラス皿で、それぞれ大皿、中皿、横長皿の3タイプ。琉球ガラスの同賞受賞は初めてで、寿代表は「これからもワンランク上の琉球ガラスを提供していきたい」と喜んだ。シリーズは17日から沖縄コンベンションセンターで開かれる第28回トータルリビングショウでも販売される。

グッドデザイン賞を受賞した「ウージ」シリーズの皿3種と寿代表=3日、名護市・グラスアート藍

 寿代表オリジナルの「ウージ」は、緑を貴重とした重厚でシックなデザイン。窓ガラスの廃材を利用した「minamo」は寿代表と生活プロダクトデザイナーの村澤一晃氏との共同制作で透明感のあるさわやかな皿だ。

 どちらもどっしりとした大ぶりの皿で、大皿は47・5センチ四方もある。寿代表は「このサイズの琉球ガラスの皿は他になく、県外のバイヤーにも好評。和食洋食どちらにも合うので、お正月やパーティーなど特別な日に使ってもらえれば」と語る。

 これまでに定着した〝沖縄のおみやげ〟〝青や赤のコップ〟という琉球ガラスのイメージを打破し、さらに上質の存在を目指して「新しいカタチ」を模索してきたという寿代表。「これからもガラスのように柔軟に変化しながら、若手作家と新しい作品に挑戦したい」と語った。

 シリーズの価格は1万2千円から3万8千円(税別)。問い合わせは「グラスアート藍」、電話0980(53)2110。