【山城博明通信員】オキナワ移住地の入植60周年記念行事のひとつ「親善ゲートボール大会」(主催・オキナワ移住地ゲートボール愛好会)が8月15日、オキナワ第1移住地の総合スポーツ公園で、行われた。

ゲートボールを楽しむ参加者たち=オキナワ第1移住地の総合スポーツ公園

 大会にはボリビアをはじめブラジル、アルゼンチン、ペルー、北米ロサンゼルスから30チームが参加。来訪者の多くがボリビアに最初移住し、後に隣国へ転住した人が多く、会場のいたるところで再会の歓喜が聞こえた。ポルトルガル語、スペイン語、日本語、島くとぅばなどいろいろな言葉が入り混じった会話が弾んでいた。試合も和気あいあいとした和やかな雰囲気のなか進められた。訪問者の中には40年ぶりにボリビアを訪れ、自分たちが隣国に転住した当時と重ね移住地の発展ぶりに感銘を受けていた人もいた。

 今回、34年ぶりに移住地を訪れたアルゼンチン在住の當山生準さん(73歳)は1958年、第5次移民として両親とともにオキナワ第1移住地に入植したが、後にアルゼンチンに転住、配分を受けた土地は現在別の日系人の手に渡り、見渡す限り小麦が植え付けられていた。當山さんは34年前に写した自分たちの土地だった写真を持参し「自分たちの土地だった場所の写真を撮って、亡くなった両親に変化を報告する」と話していたが、一帯は大営農地帯となり、以前の配分地が探せず思いを遂げることができなかった「次の機会にはもっと時間をとって再度訪れたい」と話した。