【ルイス高江洲佳代子通信員】ジャクソン・イータン君(18)は7月27日から15日間、県主催のウチナージュニアスタディーとホームステイのプログラムで沖縄の親戚と初めて対面した。那覇空港で親戚やプログラムの関係者の歓迎を受け、空港に着いた瞬間、出迎えた人の温かい愛情が伝わり感動を覚えたという。

石垣でたくさんの親戚と交流するジャクソン・イータン君(後列左から5人目)=石垣市内

 翌日は石垣へ案内された。アトランタ県人会の理事でもあるイータン君の祖母の美里松江さんの実家があり、松江さんの弟の美里春樹さんらの家族を通じルーツを学んだ。コバルトブルーの海や竹富島での水牛体験には感動した様子。石垣の親戚の多くと対面し、家族の絆を感じた。

 また、うるま市に住む松江さんの妹、富山悦子さん宅のホームステイでは北部の四つの島や水族館、首里城などの多くの観光地を案内してもらった。旧盆のウークイも体験し、祖先を大事にする沖縄の伝統を学ぶこともできた。

 8月3日から始まったジュニアスタディーには、海外10カ国から15人と沖縄の高校生が参加。沖縄国際センターで沖縄の高校生と合宿活動。午前の授業で沖縄の自然、歴史、伝統工芸、平和、移民などについて学んだ。

 イータン君は「中南米や他の国からの参加者も英語が上手で、沖縄の高校生とも英語が通じた。参加者全員がプラス思考で仲間意識が強く、大きな家族のような雰囲気だった。沖縄の高校生はどの課題にも真剣に取り組んでいて学ぶ面が多かった」と振り返った。

 社会見学で平和祈念公園を訪問、平和を願う気持ちになった。ガラス工場の見学や太鼓も体験。「沖縄の豊かな食文化も体験でき中でも沖縄ソバとタコライスは大好き」と将来、沖縄への留学も考えるようになった。帰国後も32人の仲間とメールで近況報告をするなど、交流は続いている。