【南風原】南風原町の特産品を展示販売し、町をPRする拠点となる「はえばる観光案内所」が4日、町立南風原文化センター近くにオープンした。町の初めての観光拠点で、2023年度に入域客15万人を目指す町の目標達成へつなげようと設置された。琉球かすりや菓子などを扱うほか、グルメマップや各字を紹介するパンフレットを置いている。町観光協会は「案内所で町を宣伝し、地域活性化のために頑張りたい」と喜んでいる。

はえばる観光案内所が開所し、オープニングセレモニーでテープカットする照屋盛夫町観光協会会長(左から3人目)ら=4日、南風原町喜屋武

 那覇、南城の両市を結ぶ幹線道路に面する案内所は、面積48・5平方メートル。いすとテーブルだけが置かれていた休憩所を、町が約1千万円かけて内装工事を行った。平和学習で県内外から多くの人が訪れる文化センター近くに設置することで、観光振興へとつなげる考えだ。

 営業時間は午前9時~午後6時で、年末年始を除き無休。町観光協会の職員2人が常駐する。琉球かすりの財布やシーサーのヤチムンなど町内を中心に14事業所の商品約100点を販売。コーヒーや、夏場はかき氷も扱う。町のイメージキャラクター「はえるん」の記念スタンプもある。

 オープニングセレモニーで照屋盛夫町観光協会会長は「地域や行政と一緒になって、町をPRしたい」とあいさつ。城間俊安町長は「一歩、一歩積み重ねて、足腰の強い南風原観光につなげていこう」と期待した。

 町特産のヘチマを宣伝する「ビュウリーズ」のダンスやテープカットも行われ、式典に出席した町民らが案内所の商品を買い求めていた。